スターペスミツコ（2002年生、母マーチンミユキ）

スターペスミツコ（2002年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女性名」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時11歳）と交配したマーチンミユキが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地17戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月20日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2005年）

1月23日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。17頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したテンザンアモーレを差し切れず、2馬身差の2着となった。

2月26日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したクィーンマルトクに半馬身届かず2着に敗北した。

3月19日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた7戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったピサノベネチアンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は本田優騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったゼンノゴウシュウに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（7戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

6月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（8戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、6着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた13戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマコトキンランに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2006年）

3月4日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた15戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

5月21日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。