ラッキーレインボー（1993年生、母コミックダイナ）

ラッキーレインボー（1993年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギイールグツド（当時15歳）と交配したコミックダイナが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は津田牧場。戦績は、中央平地21戦1勝2着1回、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤竹男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

1月14日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

2月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた7戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月27日、中4週で迎えた9戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパニオロキングに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（8戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

12月21日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4歳（1997年）

1月6日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

1月12日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（9戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

4月17日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた17戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、シマノビューティーに交わされて5馬身差の2着となった。

11月8日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は吉永護騎手（12戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた23戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1998年）

3月3日、中9週で迎えた24戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（13戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた26戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた29戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月20日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。