ステラダイヤ（2018年生、母クァンタムミス）

ステラダイヤ（2018年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「星(伊)+ダイヤモンド。本馬の額の星の形から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時10歳）と交配したクァンタムミスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、田端牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、DAYインベストメントによって1,620万円で落札された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月7日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3歳（2021年）

3月13日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く粘り込んで、最後は2着のゲノムをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

7月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。16着に終わった。

10月9日、中6週で迎えた8戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの朝日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したルミナスラインを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月6日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のジューンベロシティをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

4歳（2022年）

2月20日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの伊万里特別（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

4月24日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの福島中央テレビ杯（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

7月3日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのさくらんぼ特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入った。

7月24日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの知床特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月10日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの汐留特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

5歳（2023年）

1月15日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの花見山特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラスの大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

8月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。3着に入った。

10月14日、中9週で迎えた19戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月2日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

6歳（2024年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの唐戸特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

2024年2月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。