ブラックミラージュ（2000年生、母イーニースルー）

Black Mirage

2000.05.14

ブラックミラージュ（2000年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋蜃気楼」。2002年にNARグランプリサラブレッド系2歳最優秀馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時16歳）と交配したイーニースルーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋 耀代。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦5勝。2002年の全日本2歳優駿(G1)で3着に入った他、2002年の北海道2歳優駿(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月23日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウゴールドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月13日、中2週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブレーヴブラッドに2馬身の差をつけて優勝

8月1日、中6週で迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジI（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のディーエスメイドンに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月10日、中6週で迎えた5戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのフサイチコンコルド賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゼッケンナンバーに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

11月14日、中4週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンプリンスをクビ差制して重賞初挑戦初制覇を達成した。

12月25日、中5週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。