マジック（2018年生、母ディアレストトリックスキ）

Magic

2018.05.01

マジック（2018年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「奇術、魔術」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時15歳）と交配したディアレストトリックスキが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部 牧場。主な勝ち鞍は2022年の祝レオス超爆誕日特別(一般C3 11)。

経歴

デビュー前

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

7月11日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

4歳（2022年）

3月8日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、祝レオス超爆誕日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボーイズオブサマーに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3月23日、中1週で迎えた3戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴァイスブリッツに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月20日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴァルガスに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

11月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエルバリオに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2023年）

1月21日、中9週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラスの小倉城特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

3月18日、中7週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの弥富特別（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

2023年4月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。