フラットリア（2007年生、母ネイビータッチ）

フラットリア（2007年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「平ら＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンディコマンド（当時14歳）と交配したネイビータッチが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達洋生。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年のフューチャー。

経歴

デビュー前

瀬戸幸一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2009年）

7月5日、デビュー戦は村松学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 雨/稍重）に出走。馬体重は435kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウノヒロジに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンデーゴールドにハナ差交わされて2着に惜敗した。

8月22日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、2歳（水沢ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルデンアインに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で村松学騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3歳（2010年）

5月30日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の美好玩具賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村松学騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウイナーカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の野田十府ヶ浦2010レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（9戦1勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた12戦目は、岩手競馬応援ネットワークカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた13戦目は、北上産業観光レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、十和田市現代美術館レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。