ロッタチャン（2009年生、母ムードフォーラブ）

ロッタチャン（2009年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「童話の主人公名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスリリングサンデー（当時13歳）と交配したムードフォーラブが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は米田和子。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C10。

経歴

デビュー前

1歳のとき、米田和子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、内田ステーブルによって84万円で落札された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

5月20日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。17頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月4日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月25日、中6週で迎えた4戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた5戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったチュウワダンサーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、笠松競馬大晦日参拝祈念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2013年）

1月9日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプロスペリタに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のローズパーキーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、橘特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた16戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメモリーホワイトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゼンノティソナを3/4馬身振り切って制した。

5月30日、中1週で迎えた19戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた20戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリノサティーヌに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、アカシア特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた24戦目は、至洋・知佳ブライダルレース（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（12戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた25戦目は、秋涼賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したホーホタルにハナ差届かず2着となった。

9月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。