ラブリイユアアイズ（2019年生、母オープンユアアイズ）

ラブリイユアアイズ（2019年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛らしい貴方の眼」。毛色は青毛。種牡馬のロゴタイプ（当時9歳）と交配したオープンユアアイズが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2021年の阪神ジュベナイルフィリーズ(牝G1)で2着に入った他、2021年の京王杯2歳ステークス(G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、井内康之によって1,080万円で落札された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

6月27日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のトーセンヴァンノに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月22日、中7週で迎えた2戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブッシュガーデンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦2勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたサークルオブライフ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3歳（2022年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい18着に敗れた。

2022年6月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。