ボールドハリケーン（1997年生、母ディライト）

ボールドハリケーン（1997年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメリーナイス（当時13歳）と交配したディライトが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方41戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

6月19日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は530kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月12日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月17日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

11月2日、中5週で迎えた8戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイスダイアンをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートシャロンから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2001年）

1月24日、中4週で迎えた12戦目は、松本心平騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本心平騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C4（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のユウターサイレンスに1馬身の差をつけて2勝目を収める

4月6日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のプリマヴェーラをクビ差制して3勝目を手にした。

4月19日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧毅騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧毅騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスミックパレスに3/4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月24日、連闘で迎えた22戦目は、おのころじま特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧毅騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧毅騎手（12戦4勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧毅騎手（13戦4勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月3日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上B1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小牧毅騎手（14戦4勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上B1（姫路ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小牧毅騎手（15戦4勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月23日、中5週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で小牧毅騎手（16戦4勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で小牧毅騎手（17戦4勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で小牧毅騎手（18戦4勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で小牧毅騎手（19戦4勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で小牧毅騎手（20戦4勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で小牧毅騎手（21戦4勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2002年）

3月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた33戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月15日、中7週で迎えた35戦目は、山内康揮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（園田ダート1400m 雨/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内康揮騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた37戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山内康揮騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山内康揮騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6歳（2003年）

1月15日、中2週で迎えた42戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山内康揮騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた44戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内康揮騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた45戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山内康揮騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた47戦目は、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山内康揮騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた48戦目は、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内康揮騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。