ファンラヴィング（2014年生、母ファンキートット）

ファンラヴィング（2014年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「楽しいことが好き」。毛色は栗毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時9歳）と交配したファンキートットが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は菊地牧場。主な勝ち鞍は2019年のジュエルミネーションはよみうりランド(一般C2五六)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月18日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

3歳（2017年）

1月14日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

2月17日、中4週で迎えた3戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の池本昭博様人生まだまだ退職記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバルダッキーノに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月14日、中3週で迎えた4戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、テイエムワンダフルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセルリアンアピチェに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスクリーバに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトミケンキパジに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ハニーフィッツに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月23日、中4週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

8月1日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夜競女子のメグミです賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、勝ったシャカリキに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月13日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトーホウピアノに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた16戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のシクラメン賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

4歳（2018年）

3月15日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、駿彩売店☆今日はかしわ天を食べよう賞!（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

5月1日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたリュウノフリック決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャイニーデジタルに半馬身届かず2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、じゃんけん勝負!ハートビールナイター（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したジェイケイステラに半馬身届かず2着に敗北した。

8月31日、中2週で迎えた26戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ビールを飲もう♪ハートビールナイター（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた27戦目は、コンビニeプリントサービス杯（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた28戦目は、祝・銀座BARムーティエ開店一周年記念（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5歳（2019年）

2月19日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、立ち呑みとーど亀戸店オープン二周年記念（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2二三（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた31戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた32戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C2（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた34戦目は、袖ヶ浦ホワイトガウラーメン賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた35戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた36戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、よみうりランドプールWAIが君を待ってる（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた37戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月10日、連闘で迎えた38戦目は、高知のお肉を食べよう!賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2六七八（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2三四（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた42戦目は、JA高崎ハム賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた43戦目は、ジュエルミネーションはよみうりランド（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブラックリリーに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

6歳（2020年）

4月3日、約4か月の休養明けで迎えた44戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2十三十四十五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた46戦目は、馬い!たけのこ食べよう記念（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で藤本現暉騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた47戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤本現暉騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた48戦目は、一般C2八九（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤本現暉騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したマダムフィガロを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた49戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤本現暉騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月1日、中7週で迎えた50戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で藤本現暉騎手（13戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた51戦目は、一般C2十一十二十三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で藤本現暉騎手（14戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた52戦目は、一般C2八九（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で藤本現暉騎手（15戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

7歳（2021年）

4月6日、約5か月半の休養明けで迎えた53戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ウィシュカムトゥルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、中3週で迎えた54戦目は、一般C3四五（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた55戦目は、浦和のうなぎ賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサーストンニケに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中5週で迎えた56戦目は、一般C3二三（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笠野雄大騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったパブリノを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた57戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で笠野雄大騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた58戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた59戦目は、一般C3二三（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンスアラウンドに4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月14日、中8週で迎えた60戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のドルドルエイトをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

稲益貴弘厩舎（船橋）へ入厩。

10月29日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての12番ゲートからスタート。競走除外となった。

8歳（2022年）

4月15日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた61戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた62戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。

6月21日、中6週で迎えた63戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた64戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた65戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。