マナマカナ（2021年生、母ユッコ）

マナマカナ（2021年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「神聖な贈り物(ハワイ語)」。毛色は芦毛。種牡馬のクリエイターⅡ（当時8歳）と交配したユッコが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日本中央競馬会日高育成牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の一般C2六。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、佐藤弘樹によって231万円で落札された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月24日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

3歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では決め手が足りず17着に終わった。

4月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヴィッセル神戸×園田競馬コラボ記念（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

5月8日、連闘で迎えた4戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の星野勘九郎来場記念セントーン7ハロン（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた5戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月22日、中6週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた8戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた13戦目は、株式会社カナンフーズ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したライヴヨーゼフを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

10月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のシグラップリンリンをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。