グローバリスト（1994年生、母シャダイグローブ）

グローバリスト（1994年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時5歳）と交配したシャダイグローブが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地11戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の’98アジアジョッキーズ（1）(500万下)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

7月20日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のダイゴカイウンに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月25日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、6着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、5着に終わった。

4歳（1998年）

5月30日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、H.キム騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’98アジアジョッキーズ（1）（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシークレットパールに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

5歳（1999年）

2月21日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。