テイエムノサッタ（2006年生、母テイエムオゴジョ）

テイエムノサッタ（2006年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋運が来た、幸運を授かった（鹿児島の方言）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時10歳）と交配したテイエムオゴジョが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦6勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月20日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

3歳（2009年）

1月25日、中4週で迎えた2戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた3戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた4戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のハナワキリシマに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒリュウホウをクビ差制して2勝目をゲットした。

5月21日、中2週で迎えた9戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチイチバンに約12馬身の大差をつけて勝利をモノにする

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムヒッカテに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワンパクタイショウをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のネヴァキッスに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月30日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、国際女性騎手招待出場2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月19日、中6週で迎えた14戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（5戦2勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月19日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた17戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。