ゴールドナトリ（1987年生、母スイトツピー）

ゴールドナトリ（1987年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングオブダービー（当時12歳）と交配したスイトツピーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木加代。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害4戦0勝2着2回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

9月9日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた3戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（1990年）

6月2日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月30日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のテイエムサンを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

7月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

9月16日、中6週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の多治見特別（中京芝1200m 雨/不良）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず14着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた10戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒマリリンから約32馬身差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシュウジオウオから5馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1991年）

3月10日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた15戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた16戦目は、C1ニ（中京(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。