カンタベリーキッズ（2012年生、母カンタベリーラヴ）

カンタベリーキッズ（2012年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋子供」。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時10歳）と交配したカンタベリーラヴが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）ヤマイチ牧場。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマイチ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月14日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は394kg。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で井上敏樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月17日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

9月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は井上敏樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月9日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、5着に入り込んだ。

12月6日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

3歳（2015年）

1月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

2月7日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で二本柳壮騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で二本柳壮騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で二本柳壮騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた13戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。