ハヤブサプリンス（2014年生、母エーシンフォチュナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、国田正忠によって356.4万円で落札された。

2歳（2016年）

6月3日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

7月18日、中5週で迎えた2戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新生特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、ミリオンゴッドに交わされて1馬身差の2着となった。

8月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の新選特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月26日、中6週で迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

3歳（2017年）

8月17日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラマリアに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中8週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた6戦目は、埼玉は小麦の産地で賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のコンジュに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

11月24日、中4週で迎えた7戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中野省吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアーススピードに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

12月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4歳（2018年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、桜月特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のドラグーンに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月26日、中4週で迎えた10戦目は、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンガッロに1馬身半の差をつけて優勝

6月27日、中8週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月6日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、菊月特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月22日、中6週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた13戦目は、錦秋特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

5歳（2019年）

1月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた14戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（6戦3勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた15戦目は、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

2月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、初音特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（8戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

5月2日、中8週で迎えた17戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、オオムラサキツツジ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた18戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。