ライトニングスター（1987年生、母カルメンアサ）

ライトニングスター（1987年5月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノノアルコ（当時16歳）と交配したカルメンアサが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は大和牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方13戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の一般B1。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

8月13日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は452kg。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したシュバリエを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月8日、中5週で迎えた3戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

3歳（1990年）

4月1日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

4歳（1991年）

1月19日、中9週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた10戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、ほてい特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた11戦目は、一般B3（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウインスピリツトに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月9日、中1週で迎えた13戦目は、ふきのとう特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドグランプリから半馬身差の2着となった。

4月10日、中4週で迎えた14戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドグランプリに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月26日、中6週で迎えた15戦目は、一般B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエヌケーボーイから4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木正騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエヌケーボーイから3馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木正騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のペールモアーに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

7月8日、中0週で迎えた18戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木正騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングベルに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

11月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木正騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月5日、中0週で迎えた20戦目は、一般B2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木正騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた21戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木正騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1992年）

2月18日、中8週で迎えた22戦目は、一般B2 B3（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木正騎手（12戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。