アゲハルーブル（1997年生、母エロイナ）

1997.06.11

アゲハルーブル（1997年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブルー（当時13歳）と交配したエロイナが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は大山牧場。戦績は、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

藤田勝正厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1999年）

6月25日、デビュー戦は古川彰騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月29日、中4週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川彰騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミナミノスーパーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古川彰騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったラッキーモラールに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中6週で迎えた4戦目は、2歳オープンのジュニアグローリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川彰騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川彰騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたタカラダッシュ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3歳（2000年）

6月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた6戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトウヨウプリンスに1馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

7月16日、中5週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野淳平騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。