ヤナイダンサー（1985年生、母ニシノダンサー）

ヤナイダンサー（1985年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコシエクトーン（当時13歳）と交配したニシノダンサーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方36戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年のペガサス特別(B2 B3一)。

経歴

デビュー前

朝倉文四郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1987年）

7月28日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイサミセーコーから半馬身差の2着となった。

12月8日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、石川綱夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカズコサンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1988年）

1月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川綱夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフイルドリドンから半馬身差の2着となった。

1月31日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川綱夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川綱夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワギャバンに半馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川綱夫騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた7戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京金賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石川綱夫騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチアヤヒデから2馬身半差の2着となった。

5月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石川綱夫騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューランナーからクビ差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のハマナス特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川綱夫騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月25日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川綱夫騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウケイエースからクビ差の2着に甘んじた。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のオミナエシ特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川綱夫騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターリングボーイに3/4馬身の差をつけて雨下の戦いを制した。

9月28日、中2週で迎えた15戦目は、ブルーライト特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川綱夫騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、足立特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川綱夫騎手（11戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、葛飾特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川綱夫騎手（12戦3勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた18戦目は、秋冷特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石川綱夫騎手（13戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた19戦目は、師走特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石川綱夫騎手（14戦3勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリフインに半馬身の差をつけて4勝目を収める

12月31日、中2週で迎えた20戦目は、グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川綱夫騎手（15戦4勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1989年）

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、初春特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で石川綱夫騎手（16戦4勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた22戦目は、赤嶺本浩騎手を鞍上に迎えて、観梅特別（大井ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた23戦目は、望春特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺本浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた24戦目は、墨田特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺本浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月10日、中1週で迎えた25戦目は、花吹雪特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤嶺本浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月6日、中7週で迎えた26戦目は、オリオン座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤嶺本浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、ペガサス特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤嶺本浩騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のロジンラツドに1馬身の差をつけて制した。

7月4日、中1週で迎えた28戦目は、ブルームーン特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で赤嶺本浩騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた29戦目は、トワイライトカップ（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で赤嶺本浩騎手（7戦1勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

8月21日、中2週で迎えた30戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた31戦目は、ハレーすい星特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月16日、中5週で迎えた32戦目は、おおとり賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた33戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた34戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で朝倉実騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた35戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で朝倉実騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた36戦目は、ブルージルコン特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で朝倉実騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1990年）

3月4日、中9週で迎えた37戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた38戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったコンバットシーマーをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

3月25日、連闘で迎えた39戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた40戦目は、5歳以上900万下の姫路特別（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月10日、中8週で迎えた41戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

6月16日、連闘で迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB賞（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の日高特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

6歳（1991年）

4月13日、約9か月の休養明けで迎えた45戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた46戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた47戦目は、5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小原義之騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた48戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小原義之騎手（7戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた49戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の五条坂特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で小原義之騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた50戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた51戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

7歳（1992年）

6月6日、約10か月の休み明けで迎えた52戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に57kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。