リュウキューピット（1988年生、母ヤエリュウシンゲキ）

リュウキューピット（1988年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリーフアーマツドネス（当時8歳）と交配したヤエリュウシンゲキが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は林勇。戦績は、中央平地8戦0勝、地方20戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の一般C。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月26日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた3戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（1992年）

2月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月4日、中6週で迎えた9戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイテージに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月9日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカツストームに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホウユウホガラカに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月1日、連闘で迎えた12戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢ケ部徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウンバンカーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢ケ部徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1993年）

6月8日、約7か月の休養明けで迎えた16戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は矢ケ部徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢ケ部徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトラツシーからクビ差の2着に甘んじた。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢ケ部徹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢ケ部徹騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラマチックシーンから4馬身差の2着となった。

8月23日、中3週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢ケ部徹騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で矢ケ部徹騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスアーチをハナ差制して5勝目を掴み取った。

6歳（1994年）

3月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢ケ部徹騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢ケ部徹騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢ケ部徹騎手（11戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラマチックシーンから2馬身差の2着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で矢ケ部徹騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で矢ケ部徹騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で矢ケ部徹騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタゴフアイヤーから4馬身差の2着となった。