グローリーゴブリン（1999年生、母ジャンボタイアン）

グローリーゴブリン（1999年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時12歳）と交配したジャンボタイアンが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の4歳。

経歴

デビュー前

高橋三郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

9月15日、デビュー戦は納谷和玖騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。馬体重は566kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2003年）

3月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスズノボヌールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るネオリリーを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4月23日、中4週で迎えた4戦目は、一般C3四五（大井ダート1390m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3四（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3二三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3四（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場直之騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のエリモカイザーをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2004年）

1月7日、中5週で迎えた12戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。