ハイラブサンケイ（2018年生、母ティアラプリンセス）

ハイラブサンケイ（2018年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+愛+日本三景(松島、厳島、天橋立)より」。毛色は栗毛。種牡馬のダンカーク（当時12歳）と交配したティアラプリンセスが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川フアーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月13日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

3歳（2021年）

1月11日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

1月31日、中2週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のワイドアウェイクを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月16日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4歳（2022年）

2月20日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

11月16日、約8か月半の休養明けで迎えた10戦目は、大和川特別（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

12月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5歳（2023年）

7月23日、約7か月半の休養明けで迎えた12戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

9月21日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた14戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリノカイザーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

10月11日、中2週で迎えた15戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、姫路さぎ草特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1870m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

12月6日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた18戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、B1 3歳以上特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた19戦目は、ポインセチア賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

6歳（2024年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、睦月特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

2月20日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月22日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた23戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。