ユーセイクルーズ（1999年生、母オレンジフラッシュ）

ユーセイクルーズ（1999年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイタリアンカラー（当時12歳）と交配したオレンジフラッシュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島貞二。戦績は、中央平地10戦0勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般D3-3。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

6月30日、デビュー戦は平沢健治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4歳（2003年）

4月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から48kg戻して迎えた3戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた4戦目は、一般D4-4（札幌(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた6戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークジュリアスから半馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクミステリアスに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノオペラヒメをクビ差制して2勝目をマークした。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた11戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3-1（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般D3-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月13日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた16戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

5歳（2004年）

1月17日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4月17日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

7月17日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は南田雅昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。