シゲルヤブサメ（2012年生、母ジャズカーニバル）

シゲルヤブサメ（2012年1月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祭名『流鏑馬』より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時10歳）と交配したジャズカーニバルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月16日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーセンルンバに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

3月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた3戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を5馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下のあずさ賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を5馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、サンライズセンスに交わされて3馬身差の2着となった。

5月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下のメルボルントロフィー（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

8月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。