サンライズセンス（2012年生、母レミニセンス）

サンライズセンス（2012年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時17歳）と交配したレミニセンスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地18戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の名鉄杯(1000万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松岡隆雄によって630万円で落札された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月21日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は512kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3歳（2015年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったショウボートにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

2月22日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ウォーターラボにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハギノパトリオットに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったレーヴミストラルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

4月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下のあずさ賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルヤブサメを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月23日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の信濃川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月27日、中4週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4歳（2016年）

1月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、逃げるマイティースコールを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月13日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の名鉄杯（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンアロンジーをクビ差振り切って3勝目を掴み取った。

6月25日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の京橋特別（阪神芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマカツライデンに3/4馬身届かず2着となった。

10月22日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

5歳（2017年）

6月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の三田特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（8戦2勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って18着に終わった。