ノースインパクト（2006年生、母ピュアチャイム）

経歴

デビュー前

斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2008年）

9月25日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3歳（2009年）

1月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月4日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラマサダイヤを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月9日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったザマアリダーにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

3月17日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパワフルチェリーに2馬身の差をつけて優勝

5月5日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグッドサークルに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月8日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のブルーベリー特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた10戦目は、山茶花特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい最後はケイアイバランスと並んで10着同着となった。

12月9日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のコスモグラマラスに1馬身半の差をつけて優勝

4歳（2010年）

1月14日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のルートファイブを3/4馬身振り切って5勝目を奪取した。

2月19日、中4週で迎えた15戦目は、風来特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、草萌特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた17戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた18戦目は、鍾馗盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月11日、中4週で迎えた19戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（7戦2勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた20戦目は、宵待草特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月23日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（9戦2勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた22戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月4日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月25日、中2週で迎えた24戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた25戦目は、船橋ファイナル2010（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

5歳（2011年）

1月18日、中5週で迎えた26戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したビリーブミーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

2月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月3日、中9週で迎えた29戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスマートボーロにクビ差届かず2着となった。

5月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた31戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月20日、約3か月の休養明けで迎えた32戦目は、一般C1五六（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイゴゴダイに3/4馬身届かず2着となった。

10月24日、中4週で迎えた33戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノマッハに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

11月18日、中3週で迎えた34戦目は、ナナカマド特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（10戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったドリームコルツにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた35戦目は、平能祥吾退職記念（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るボールドスマッシュを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って雨中の大混戦を制した。

6歳（2012年）

1月13日、中4週で迎えた36戦目は、初富特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた37戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、猛虎特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月6日、中9週で迎えた38戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（13戦3勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したゴールドキリーにクビ差届かず2着となった。