フリーパスポート（2021年生、母ヒバリエクスプレス）

Free Passport

2021.03.18

フリーパスポート（2021年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時12歳）と交配したヒバリエクスプレスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 雅規。2023年のブロッサムカップ(牝)で3着に入った他、2023年のビアパーティーAiba浦河特別2で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

5月17日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクールソリッドに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月8日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したオーソレリカを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスペリオルパンサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

7月18日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳オープンのルビー特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

7月26日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳オープンのウィナーズチャレンジ4（門別ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月11日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定2歳オープンのブロッサムカップ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのビアパーティーAiba浦河特別2（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3歳（2024年）

4月17日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳戦の牡羊座特別（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（6戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の稲苗月特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

6月18日、中6週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインカップ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた11戦目は、うらかわ馬フェスタ特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた13戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド門別 第2戦（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた14戦目は、門別プロパンガス事業組合特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、夏秋いちご品種すずあかね特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた16戦目は、北海道日高乳業ヨーグルッペ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、ツワブキ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた18戦目は、ローズマリー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた19戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、駒丘賞（門別ダート1200m 雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。