オーソレリカ（2021年生、母ユーリカ）

オーソレリカ（2021年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時17歳）と交配したユーリカが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。2023年のリリーカップ(牝)で2着に入った他、2023年のリリーカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YGGオーナーズクラブによって286万円で落札された。

佐々木国明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

5月11日、デビュー戦は阿岸潤一朗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で阿岸潤一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で阿岸潤一朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフリーパスポートを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿岸潤一朗騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿岸潤一朗騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったシシャモフレンドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月24日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳オープンのフルールカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿岸潤一朗騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月17日、中7週で迎えた7戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のデビュタント賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月21日、中4週で迎えた8戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテルケンレンテルを豪快な末脚で半馬身差し切って2勝目を挙げた。

12月12日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦のあさま賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したパレスレガシーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2024年）

1月11日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のURAWAなでしこオープン（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の寒椿スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で福原杏騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた12戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で福原杏騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したエドノバンザイを差し切れず、1馬身差の2着となった。

4月1日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のアルコンスィエル賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で福原杏騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエターナルセイバーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。