サクセスベージュ(2020年生、母ボールルーム)
Success Beiju
2020.04.29
サクセスベージュ(2020年4月29日)は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+米寿(馬主の年齢)より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー(当時16歳)と交配したボールルームが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C32 C41。
経歴
デビュー前
1歳のとき、三石川上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって2,970万円で落札された。
久保田貴士厩舎(美浦)へ入厩。
3歳(2023年)
1月29日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー東京(東京芝1800m 晴/良)に出走。馬体重は466kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
3月11日、中5週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利(中山ダート1800m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。
10月10日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41(門別ダート1700m 曇/稍重)に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C32 C41(門別ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手(1戦0勝)。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のデルマオクリダシに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
11月3日、中0週で迎えた5戦目は、全道15か所!Aiba特別(門別ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手(2戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったケイアイインダラに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
12月20日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のビワ特別(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
4歳(2024年)
5月30日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十ア(船橋ダート1500m 晴/稍重)に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブラッドラインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。
6月28日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2五六(船橋ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手(1戦1勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエキストラライトに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
7月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2四五(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手(2戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセントレガーロに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。
8月26日、中4週で迎えた10戦目は、沖ノ島賞(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で笠野雄大騎手(3戦3勝)。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、カーニバルマーチに3/4馬身交わされて2着に敗れた。