スフェリスティリオ（2014年生、母プルーフオブライフ）

スフェリスティリオ（2014年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ビリヤード（ギリシャ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイクランアウト（当時8歳）と交配したプルーフオブライフが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）オリオンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2三。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月26日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3歳（2017年）

2月4日、中9週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

6月10日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月16日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大槌おおちゃん賞（盛岡ダート1200m 雨/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

7月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、レオエタニティーに交わされて4馬身差の2着となった。

9月2日、連闘で迎えた10戦目は、山形ブロック協議会会長賞（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパーフェクトプランに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカッパエーリダニをクビ差だけ差し切って1番人気に応えた。

10月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月8日、連闘で迎えた14戦目は、みんなで食べよう八幡平マッシュルーム記念（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた15戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエメラルドアローを半馬身振り切って3勝目を掴み取った。

11月23日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4歳（2018年）

2月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた17戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺島憂人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた18戦目は、4歳C3（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で寺島憂人騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺島憂人騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた20戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた21戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた22戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月19日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。