デルマベリル（2017年生、母オープンアップ）

デルマベリル（2017年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時10歳）と交配したオープンアップが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2021年の初めての金沢で迎える妙子のお誕生日記念(一般C2九)。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月11日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

3月14日、中8週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

2020年6月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月12日、中3週で迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクルワールデジールを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の幸大・静流結婚記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4歳（2021年）

3月30日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったファインランに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、初めての金沢で迎える妙子のお誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のウインドワルツに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月5日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた16戦目は、阿部清和★世界進出記念（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2021年12月28日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。