ダイナストーン（2018年生、母ベアフルート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山本又一郎によって475.2万円で落札された。

2歳（2020年）

7月12日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3歳（2021年）

1月5日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に敗れた。

4月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のユーティリティに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、トウカイラルゴに交わされて5馬身差の2着となった。

6月3日、中3週で迎えた8戦目は、真歌公園賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグーテオヌールに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のコパノフレディーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月6日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

12月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月19日、連闘で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

4歳（2022年）

2月6日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

2月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月24日、中8週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のポルトヴェッキオを半馬身振り切って制した。

6月25日、中5週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの渡島特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月9日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

2022年11月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。