スリーフォービスト（2002年生、母シルクテイル）

スリーフォービスト（2002年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋野獣派の画家（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時17歳）と交配したシルクテイルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の万両特別(一般B8)。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

8月27日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

10月30日、中4週で迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

12月26日、中7週で迎えた4戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウエスタンリベンジに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2006年）

1月17日、中2週で迎えた5戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

1月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C23（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフラトネスラインに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月16日、中5週で迎えた7戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジマサワールドに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

9月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C8（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C13（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は山本茜騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマサルランバーに6馬身の差をつけて4勝目を収める

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、和生くん・陽子さん結婚記念（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウイニングラッセンに4馬身の差をつけて優勝

11月17日、中2週で迎えた13戦目は、リンドウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンキンポーラに3馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

12月1日、中1週で迎えた14戦目は、晩秋特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月8日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C3（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のファイトエルフを半馬身振り切って7勝目を奪取した。

5歳（2007年）

1月15日、中4週で迎えた16戦目は、万両特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシンワロバリーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（5戦4勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた18戦目は、「海苔の日」記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ニシキオジジアンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月22日、中1週で迎えた21戦目は、波平成彦・敦子結婚4周年記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で今井貴大騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今井貴大騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた23戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で今井貴大騎手（11戦4勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた24戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で今井貴大騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた25戦目は、五月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。