ミラーイメージ（2003年生、母テンザンミラー）

ミラーイメージ（2003年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「鏡像」。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時12歳）と交配したテンザンミラーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D1一。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,260万円（6.3万×200口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

8月19日、デビュー戦は船曳文士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で船曳文士騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月28日、中7週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた4戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D7四（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナムラハヤテオーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2007年）

1月31日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井裕章騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村井裕章騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンシノナミダに3/4馬身交わされて2着となった。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村井裕章騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた11戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村井裕章騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオエドニホンバシを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月10日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村井裕章騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村井裕章騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チェリーサウンドにクビ差交わされて2着となった。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村井裕章騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のタイキスラッガーを半馬身振り切って優勝

6月27日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上D1二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村井裕章騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエンジェルピアスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D1一（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で村井裕章騎手（12戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサッカービートに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月31日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村井裕章騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブランドガールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。