オートクリスタル（1999年生、母エイシユウ）

Oto Crystal

1999.05.16

オートクリスタル（1999年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時19歳）と交配したエイシユウが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）八木農場。戦績は、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

鳥飼春弥厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2002年）

7月29日、デビュー戦は岡村裕基騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモフローライトに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村裕基騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、ビービープレジャーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村裕基騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたサカール決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。