タイコウサンライズ（1997年生、母タイコウチャチャ）

タイコウサンライズ（1997年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセレスティアルストーム（当時14歳）と交配したタイコウチャチャが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）西田牧場。戦績は、地方35戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年のサファイア賞(一般B2三 B3一ハンデ)。

経歴

デビュー前

栗原清厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1999年）

11月17日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシャインリーダに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（2000年）

1月18日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムテキゴールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月1日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエクスフィーユをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の2000川崎フラワー賞3（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリカンリーダーに3馬身の差をつけて優勝

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したリガメエントキセキを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中2週で迎えた7戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のダイヤノルションをクビ差振り切って4勝目をゲットした。

8月17日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（7戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦のサファイア賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のレインボーリバティをアタマ差振り切って5勝目を挙げた。

10月17日、中5週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（2001年）

12月21日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（9戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、かりゅう特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（10戦5勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた14戦目は、白梅特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（11戦5勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた15戦目は、駿麗特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の早春特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったカワギシボーイにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月17日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の爽春特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた18戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の五月会盃（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったヒミツヘイキに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の青葉特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、ファンタスティックレイン特別（船橋ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のアレキサンドライト特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた23戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた24戦目は、オーガスト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のセプテンバー特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したナイススターワンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のトルマリン特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2五（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のトパーズ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた29戦目は、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた30戦目は、初夢特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の白富士盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月11日、約8か月の休養明けで迎えた32戦目は、ハンデ戦のセプテンバー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のトルマリン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の三里塚特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の一般B2 B3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。