ヘイワミラクル（1988年生、母センコウミドリ）

ヘイワミラクル（1988年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のミルフオード（当時12歳）と交配したセンコウミドリが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はモトスファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、地方32戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月5日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた2戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月23日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月10日、中6週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月18日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた6戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

10月12日、中2週で迎えた8戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月7日、中1週で迎えた11戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

4歳（1992年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1993年）

1月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた17戦目は、鶴田知久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクロスザリバーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鶴田知久騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトエンゼルから2馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鶴田知久騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイバスターから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鶴田知久騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、原口末利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原口末利騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月18日、中6週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口末利騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1994年）

1月2日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原口末利騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原口末利騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で原口末利騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で原口末利騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で原口末利騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミレーヌロッキーに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月20日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で原口末利騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた32戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で原口末利騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で原口末利騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で原口末利騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターハイネスから半馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で原口末利騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で原口末利騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で原口末利騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイメージチャペルから1馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で原口末利騎手（15戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で原口末利騎手（16戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で原口末利騎手（17戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で原口末利騎手（18戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で原口末利騎手（19戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で原口末利騎手（20戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた44戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で原口末利騎手（21戦1勝）。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。