スズカロバリー（2002年生、母ボニーロツホ）

スズカロバリー（2002年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時15歳）と交配したボニーロツホが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱秀昭。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C19。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜秀昭から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弐によって945万円で落札された。

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月18日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3歳（2005年）

7月9日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月3日、中7週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

4歳（2006年）

2月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノセツゲッカを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマグマウルフを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

11月15日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、一般C13（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた8戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中3週で迎えた9戦目は、梅ちゃん結婚おめでとう（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。