ニシノセツゲッカ（2002年生、母リメンバーミッドナイト）

ニシノセツゲッカ（2002年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋雪月花（父より雪、母より月を連想）」。毛色は鹿毛。種牡馬のピルサドスキー（当時10歳）と交配したリメンバーミッドナイトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C18。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

10月2日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

3歳（2005年）

1月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

8月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月14日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームヘイローから半馬身差の2着となった。

10月22日、中4週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた7戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオスカーカフェを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月12日、連闘で迎えた8戦目は、マリオン笠松店大海遊祭記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4歳（2006年）

1月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般C21（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C24（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた12戦目は、一般C23（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマグマサクセスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

2月13日、中1週で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた15戦目は、エクセルM騎乗者募集記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉地学騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スズカロバリーに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモクロワに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた21戦目は、牝馬限定の一般C13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた22戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、京都畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

11月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

11月27日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた24戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

5歳（2007年）

4月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた28戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月6日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。