マグマサクセス（2002年生、母アジャイルスター）

マグマサクセス（2002年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋成功」。毛色は鹿毛。種牡馬のミシエロ（当時12歳）と交配したアジャイルスターが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）平成牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦5勝2着10回。主な勝ち鞍は2006年の一般C4。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

8月7日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた2戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で水出大介騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

11月14日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッピイアスリートを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月26日、中5週で迎えた6戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウベッサーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

1月4日、連闘で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブラックフリートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノセツゲッカに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キミノジョンエに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフラトネスラインを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウボンテンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月19日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、牝馬限定の一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮下瞳騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウイチヨウを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮下瞳騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインレガリアを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮下瞳騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナツノマリーンに1馬身の差をつけて制した。

6月9日、中1週で迎えた18戦目は、名古屋競馬公式ホームページ開設4周年記念（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で宮下瞳騎手（12戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で宮下瞳騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮下瞳騎手（14戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカミノオクリモノを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月28日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた21戦目は、ボルチモア港特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮下瞳騎手（15戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮下瞳騎手（16戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアサケシェーバーに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

8月25日、中1週で迎えた23戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、ひるがお特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた24戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、鷺草特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（17戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグラスミステリーを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（18戦5勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたノボリスウィート決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた28戦目は、HIROKO20th記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（20戦5勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオペラシホウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた32戦目は、ナンテン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた33戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（21戦5勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた35戦目は、なずな特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（22戦5勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた36戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（23戦5勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。