フラワーロード（1990年生、母ハナノハツチ）

フラワーロード（1990年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のキンカイチフジ（当時9歳）と交配したハナノハツチが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水上習孝。戦績は、地方21戦19勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年のアラブ大賞典。

経歴

デビュー前

佐伯茂樹厩舎（荒尾）へ入厩。

3歳（1993年）

5月25日、デビュー戦は中島洋三騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーケブレーンに約20馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

6月8日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノトーヤに5馬身の差をつけて制した。

6月28日、中2週で迎えた3戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノトーヤに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月18日、中2週で迎えた4戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の荒尾記念（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートエイシンから9馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイローレルに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアリアケクインに4馬身の差をつけて5勝目を収める

11月14日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーフラワーに5馬身の差をつけて6勝目を収める

11月26日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホクショウロードに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカミガモハクバに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（1994年）

1月4日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックホーマーに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

1月22日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックホーマーに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリトルキングに5馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、桜島特別（荒尾ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中島洋三騎手（8戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニュースカレーに5馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

3月26日、中4週で迎えた14戦目は、梨花賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中島洋三騎手（9戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のチエスナツトホープに8馬身の差をつけて10連勝を達成した。

4月9日、中1週で迎えた15戦目は、梨花賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中島洋三騎手（10戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックホーマーに6馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

5月5日、中3週で迎えた16戦目は、アラブ大賞典（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で中島洋三騎手（11戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマビコオーザに1馬身半の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

11月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中島洋三騎手（12戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカミガモハクバに2馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

12月3日、中2週で迎えた18戦目は、不知火賞（荒尾ダート1640m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中島洋三騎手（13戦13勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシスターをハナ差制して連勝数を14に伸ばした。

12月31日、中3週で迎えた19戦目は、アラブチャンピオン（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で中島洋三騎手（14戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイースタンローゼンをアタマ差制して連勝数を15に伸ばした。

5歳（1995年）

2月4日、中4週で迎えた20戦目は、不知火賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で中島洋三騎手（15戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた21戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で中島洋三騎手（16戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノフリーセブンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。