シャインパンサー（2004年生、母セリリコーン）

シャインパンサー（2004年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「光り輝く＋ヒョウ」。毛色は鹿毛。種牡馬のトロットサンダー（当時15歳）と交配したセリリコーンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は片田保。戦績は、中央平地3戦0勝、地方27戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の3歳B5。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月10日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

6月18日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテンエイカムカムをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

6月24日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンエイカムカムに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた8戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリアルファンタジーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B10（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチビスケを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

10月15日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月28日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C3-4（金沢ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーミソフィーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた16戦目は、遊駿PLUS創刊1周年記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月2日、中0週で迎えた17戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

3月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、能登さくら駅杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた19戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタケイチミリオンを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトリノチグサに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、菅野浩信家一同来場記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタノムバンチョウを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月22日、連闘で迎えた25戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた26戦目は、すいれん特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた28戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、完勝ジャパン5周年記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。