シンクロニシティ（1996年生、母ラブリーリタ）

Synchronicity

1996.02.29

シンクロニシティ（1996年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のZafonic（当時6歳）と交配したラブリーリタが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の一般C3。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,835万円（28.35万×100口）で一口馬主が募集された。

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月10日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた4戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新潟メイシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカゼノモンジロウから1馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

8月1日、中6週で迎えた6戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

8月10日、連闘で迎えた7戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

10月17日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るセンターアースを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月25日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた12戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4歳（2000年）

4月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。