リュクスワンダー（2014年生、母ソーマサイト）

リュクスワンダー（2014年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋驚き」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時12歳）と交配したソーマサイトが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者は（株）レイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2018年の中尾高原賞(一般C14)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、田畑憲士によって1,134万円で落札された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

9月11日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は532kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2017年）

7月20日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず最後はアムールと並んで8着同着となった。

8月20日、中3週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

9月28日、中5週で迎えた4戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ライフラインに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた8戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4歳（2018年）

1月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月23日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月28日、中4週で迎えた14戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトリップオブラブに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、蘇水峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバロネスブルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、宵待草特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったセビージャに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた18戦目は、大白川高原賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヒルノコートドールに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月2日、連闘で迎えた19戦目は、中尾高原賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクイーンズポケットを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

9月7日、中4週で迎えた20戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。