アルシャンティ（2022年生、母スリーベラミ）

Al Shanti

2022.05.10

アルシャンティ（2022年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アラビア語の冠詞+平和、至福(サンスクリット)」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時21歳）と交配したスリーベラミが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C1七。

経歴

デビュー前

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

1月6日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

5月17日、中6週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

8月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたウインイザナミ決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

デビュー前

千葉幸喜厩舎（岩手）へ入厩。

10月7日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、一般C1十一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月20日、中8週で迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のリンギングフォンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月16日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエースレイジングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。