グロリーゲイン（2004年生、母マキハタグロリー）

グロリーゲイン（2004年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「栄光の勝利」。毛色は栃栗毛。種牡馬のタマモクロス（当時20歳）と交配したマキハタグロリーが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方35戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D4一。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月21日、デビュー戦は高井彰大騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月8日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で高井彰大騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着を確保した。

8月26日、中3週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

11月14日、中8週で迎えた7戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4歳（2008年）

1月1日、連闘で迎えた11戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったシルキークラフトに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったブルーヴァンパイヤをハナ差捉え切れず2着に惜敗した。

3月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレーヌドフレーズにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上D4四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったクインオブキングにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上D4四（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、シルクストラーダに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャトルハーバーを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたトーエイシャーク決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6月25日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上D2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

9月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた31戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

5歳（2009年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた33戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた34戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラボエームから半馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた37戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた38戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12イ（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた40戦目は、一般C3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた41戦目は、一般C5ニ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。