クインオブキング（2004年生、母ナイスエンジェル）

Queen of King

2004.03.15

クインオブキング（2004年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「キンググローリアス産駒の中で女王になれ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時18歳）と交配したナイスエンジェルが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野表 俊一。戦績は、地方10戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D4四。

経歴

デビュー前

大野照男厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2007年）

8月17日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、3歳以上D7四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた2戦目は、3歳以上D9三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったアスタースピーラーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトーアオスカーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上D7四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、シルクバリアントに交わされて3馬身半差の2着となった。

4歳（2008年）

1月1日、連闘で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月11日、中9週で迎えた8戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のキングウエイモマに5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月20日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコトブキジェントに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D4四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のグロリーゲインに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。