パビヨンカントリー（2006年生、母パビヨンロワイヤル）

パビヨンカントリー（2006年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時14歳）と交配したパビヨンロワイヤルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、地方16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

6月4日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサディールから4馬身差の2着となった。

7月31日、中6週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシをクビ差制して初白星を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの平取義経特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3歳（2009年）

1月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

4歳（2010年）

1月3日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。