ドントクライマリア（2017年生、母マリアフィオーレ）

ドントクライマリア（2017年4月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「泣かないでマリア。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時11歳）と交配したマリアフィオーレが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は伏木田牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

2月2日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3月21日、中6週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず18着に終わった。

2020年4月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月15日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は深澤杏花騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で深澤杏花騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月7日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンカウントを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファイナルアフェアに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクリスタルムーヴに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた13戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー44（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた16戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、長屋春男殿32年間お疲れ様記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月22日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた17戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

2020年12月19日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。