サンエイヴィクター（2020年生、母フウコウメイビ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村雅明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中村雅明から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって550万円で落札された。

2歳（2022年）

10月14日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリエントリーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2023年）

1月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2023幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

2月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦の青鵐特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のミストラル特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

3月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

7月6日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサンダーボルト賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のドーン賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のトゥーリナライトを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月23日、中3週で迎えた9戦目は、紅蓮賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のシャウトを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月11日、中2週で迎えた10戦目は、川崎床屋賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、緩みのないペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、エイシントゥランに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月10日、中3週で迎えた11戦目は、大磯らしい潤いづくり賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパイナに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月9日、中3週で迎えた12戦目は、猪突猛進賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、抜け出したシークザトゥルースにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、長野県畜産会長賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、開設13周年記念ジョイホース横浜賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（7戦3勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

4歳（2024年）

4月3日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（8戦3勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。